「ミクロの世界探検コーナー」開設5周年記念
プラネタリム特別番組
「つながる生命」
- 宇宙に存在する私達の細胞・遺伝子・染色体 -
「電子顕微鏡のまち・米子市」推進協力会 x 米子市児童文化センター コラボレーション作品
「心と体で感じる」新しい“サイエンスアート”
私達の目の前に広がる“大きな宇宙”と、私達の体を作っている細胞=“小さな宇宙”のつながりを、顕微鏡でとらえた生命の根源(細胞・遺伝子・染色体)の映像と幻想的な音楽を重ね、プラネタリウムという宇宙的な空間で投影。「視覚+聴覚=体感」の神秘的なオリジナル作品。
【画像撮影】
● 細胞分裂の16mmフィルム映像(光学顕微鏡像):瀬戸武司(島根大学名誉教授)
約60年前(1961-1963年)に、イモリとサンショウウオの生きた細胞を培養してその分裂像を光学顕微鏡(位相差顕微鏡)でとらえ、動画として16mmフィルムで撮影・記録された当時世界初の貴重な映像。1961年第1回米国細胞生物学会で発表された。
● 染色体(タイトルバック):稲賀すみれ(鳥取大学医学部非常勤講師)
ヒトのリンパ球培養細胞から取り出した染色体の1本を走査電子顕微鏡で撮影。
● 分裂細胞の3D再構築像:日立ハイテク/稲賀すみれ
分裂期のヒトの培養HeLa細胞(直径約20μm=0.02mm)を固定・樹脂包埋し、それぞれ約1000枚にスライスして1枚ずつ撮影。
最新式の電子顕微鏡技術・装置(FIB/SEM)でとらえた世界初の映像。スライス像の連続投影と、3D再構築した
動画。(日本顕微鏡学会2017年写真コンクール最優秀賞受賞作品)
● 天体、夜景:森山慶一(米子市児童文化センター指導員)
【企画・構成】
稲賀すみれ(鳥取大学医学部非常勤講師)
【音楽・編集】
松浦友也(音楽家)
【ナレーション】
岡崎典子(フリーアナウンサー)
【プラネタリウム投影】
森山慶一(米子市児童文化センター指導員)
【主催】
「電子顕微鏡のまち・米子市」推進協力会
米子市児童文化センター
【協力】
日立ハイテク
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